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フレキ製造工程の中の固溶化熱処理、光輝焼鈍とは、

固溶化熱処理 高速回転で成型するフレキシブルチューブは素材が加工硬化(硬度HV160前後のものが380位)してしまいす。 加工硬化を起こし金属が硬くなり過ぎると、割れなどが生じ易くなり、それ以上加工を続けられなくなる。これを解消するには金属組織にたまった歪みを解消し、金属本来の柔軟性を回復させる必要がある。そのため、歪みを解消させて金属組織を規則的な組織に戻すための処理として、再結晶化という熱処理が施されます。 固溶化熱処理とは…鋼の合金成分を固溶体に溶解する温度以上に加熱して十分な時間保持し、急冷してその析出を阻止する処理。主にオーステナイト系ステンレス鋼、耐熱鋼などの熱処理で、三元ラセン管工業では連続光輝焼鈍炉で行っております。 光輝焼鈍 三元ラセン管工業で行っている連続光輝焼鈍炉はアンモニア分解ガスの雰囲気中を1050℃に加熱した炉の中を通って400℃に急冷し表面の酸化を防止し表面を光輝状態に保持する熱処理で、熱処理後の酸洗いが必要ありません。

クリエイション・コア東大阪がオープンして3年目になりました。

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クリエイション・コア東大阪がオープンして3年目になりました。 三元ラセン管工業も参加している、 常設展示場 の入場者が3万人を超えたそうです。 常設展示場 オープン3年目に入り入居企業、出展企業、大学等の関係者が一体となって、これまでの活動内容を紹介するための 「第1回クリコアフェア」 を9月28日から10月1日に開催いたします。 三元ラセン管工業の展示ブースにも説明員をおきますのでお立ち寄りください。 従来の常設展示以外に入居、出展企業の新製品、新技術展、宇宙展などが展示されます。 クリエイション・コア東大阪

フレキシブルチューブのブレード加工とは、

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フレキシブルチューブのブレード加工とは フレキシブルチューブを取付けた配管の使用圧力が高いとチューブの外装にステンレスの細い線を組紐上に編みこんでチューブの伸びを抑えます。 この外装を施さない場合には柔軟性を持たすために波型加工したフレキシブルチューブが元の直管のパイプになってしまいチューブの柔軟性がなくなってしまいます。 フレキホースの 伸び防止 (使用圧力によって1重、2重、3重とします)、それとフレキホースの 外面保護 が目的です。 フレキホースの使用によってはステンレスの薄板やガラス繊維なども使用する場合もあります→三元ラセン管工業のチューブ外装を参照してください。 チューブ外装 このブレード加工は組紐の編み方と同じ方法で加工されます。 三重県組紐協同組合ページより  丸 台 鏡(上板)と脚、下板とによって組立てられた台で、主に組み下げて組み進む。上板の穴から玉に巻いた糸を出し、組みあがった紐は下へさがってゆく。台の中では最小のものであるが、高台で組む一部のものを除いて、初歩的な単純な紐から唐組のように非常に複雑なものまでほとんどの組み方ができる万能な台といえる。すべての糸を締めながら組むので、ヘラで打ち込む紐と違った味わいがある。使える玉数に限界があるために、特別に作られた台を除くと柄の種類は少なく、逆に組目の美しさが持ち味となる。 三重県組紐協同組合

エアリークテスタ

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エアリークテスタ 三元ラセン管工業では給水,給湯用 フレキシブルチューブ ( ロングフレキ、パートナーチューブ ) ガス用チューブ の洩れ検査にはコスモ計器製エアリークテスタを使って検査を行っております。 他の高圧仕様のフレキシブルチューブについては窒素ガスを使用しての水没気密試験です。 エアリークテスタとは… 豊富な実績と先進の技術から生まれた差圧式エアリークテスタ、LS-1861は新しい補正機能が加わり、小型ながらも高い検出力と信頼性を誇ります。また、操作性や日常管理の容易さ、安全性を追求、高いコストパフォーマンスで洩れ検査の自動化・省力化を実現します。 詳細は… コスモ計器